ヤミタイ通信4
ヤミタイ通信4
萩尾望都さんの1985年作品「スロー・ダウン」は、今更ながらとても興味深いです。心理実験を美しく表現した萩尾さんならでは人物描写といえます。初めて読んだ時に、こんな題材がマンガになるのかと衝撃を受けました。
「感覚遮断実験」
生活的活動と食事とトイレ以外はまったく行わせず,感覚的なあるいは意味のある刺激入力を極度に制限する実験が,「感覚遮断実験」である。
この実験では,ほとんどの感覚が遮断される。そのため,被験者は初め,よく眠る。だが,そのうちに不快さを訴えるようになり,2,3日この状態を続けると,思考に乱れや空白が生じる。
これらの実験から言われていることは,人間の心理状態の維持にとって適度な刺激が必要であること,自発的で自主的な行動をする必要があること,そして,そうした活動の制限が行動への動機付けを生じさせていること,の3つである。
(参考文献 心理学 出版社:東京大学出版会)
どうやら適度な刺激が人間を安定させているようですね。
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